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RPFエネルギーセンター

RPFとは
Refuse Paper(リサイクル困難紙) & Plastic Fuel(プラスチック燃料) の略称。
主に産業廃棄物の中のプラスチックと,リサイクルが困難な、加工された古紙を原料にしてつくられる高カロリー固形燃料。
発電用の燃料などに使用される。
また、含水率が低く、貯蔵特性に優れ、熱量の制御も可能で、化石燃料の代替物として注目されている。

RPF

施設概要
RPFエネルギーセンターの外観写真 RPFエネルギーセンターの写真 廃棄物から新しいエネルギーを生み出す
■名称
RPFエネルギーセンター
■設備
日量8トン
■特徴
●熱量のコントロールが可能
 古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量変更可能。(6,000~8,000kcal/kg)

●高カロリー
 原料として廃プラスチックを使用しているため熱量が高く、重油(9,000kcal/kg)並みの代替燃料として使用可能。

●利便性が良い
 RPFは固形で貯蔵特性にも優れています。

●他燃料に比較して経済性がある
 重油の1/2以下、石炭の1/3~1/4という低価格。また、将来負担するであろう排出権購入の費用削減(※排出枠以上のCO2を削減した場合は副収入も可)。灰化率が石炭に比べ1/2以下となる為、灰処理費が削減可能である。

●ボイラー等燃焼炉における排ガス対策が容易
 品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食や、ダイオキシン発生がほとんどない。硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易。

●環境にやさしい
 化石燃料削減によりCO2削減など地球温暖化防止に寄与。
RPF処理フロー
RPF処理フロー図
RPFの主な出荷先
できあがった固形化燃料(RPF)は製紙などの大型ボイラーだけでなく、簡易専用ボイラーの燃料にも利用されます。
近隣に農家や温泉施設があるので、供給先としては
  (1)ハウス農家
  (2)養鰻場、養殖場
  (3)温泉施設(旅館、ホテル)
  (4)製紙会社
  (5)温水プール
  (6)クリーニング店
があります。

地球的規模で環境保護が重視されている今、当社は多様な原料と多様な供給先を持つことで、
RPF事業の推進に取り組んでまいります。